こんにちは、寺塚はりきゅう整骨院です

 

皆さん、今年の冬は暖冬ですが、ゆっくりお風呂に浸かったりしていますか

 

なかにはあまり長時間浸かれない、

 

浸かった後ののぼせてしまうという方も多いのではないでしょうか

 

今回はそんなのぼせの症状をクローズアップしたいと思います

 

のぼせの症状で注意すべきものとしては

 

動悸、息切れ、乏尿を伴う多血症の重症例

 

胸部、上肢の静脈の怒張がみられる上大静脈症候群

 

のぼせ以外に腹痛、下痢、喘息様症状などを伴うカルチノイド症候群などは

 

特に注意を要します

 

但し、軽症例のレイノー病、バージャー病は適応となります

 

今回は一般的にも多い、更年期障害由来のものについてお話します。

 

主に４０～５５歳、閉経期の内分泌異常に伴う自律神経の機能異常によって

 

局所の血管調節が乱れ、血流量が多くなったり、妨げられて症状を起こします

 

こののぼせでは、顔面紅潮や発汗がみられ、

 

更年期障害特有の不眠、イライラ、肩こり、腰痛、性交痛などの症状もあげられます

 

東洋医学の考えでは

 

身体を温める、陽の部分の心の機能

 

身体を冷ます、陰の部分の腎の機能

 

この二つのバランスが崩れ、熱の要素が上に上昇し過ぎてしまうと考えられています

 

その他にも慢性疾患、出産によっても陰陽のバランスが崩れることもあります

 

腎と心の不具合によっては顔は火照り、下半身は冷えるなどの症状もありますので

 

冷えについては次回のブログでご紹介したいと思います

 

治療方針としては、腎、心の機能回復を図り

 

更年期障害の原因でもある、自律神経の調節、局所の血流改善を行います

 

特に更年期障害は加齢によるものとして簡単に考えられ、改善しない方が多いので

 

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